1.登記の際の費用とは

 司法書士に登記を依頼する前に、“費用がどのくらいかかるのか?”という疑問は大きなウェイトを占めるものだ思います。登記にもさまざまな種類があるので一概には言えませんが、司法書士ご登記をする場合に計算する費用の種類としては以下のとおりです。

費用図式
  •   登録免許税(登記申請の時に支払う税金・印紙代など)
  •   司法書士報酬(司法書士に依頼した場合の報酬)
  •   調査費用等(物件や当事者の確認のための費用)
  •   交通費、通信費等(移動や郵送のための費用)
  •   消費税等
  •  その他の雑費            

 司法書士が現実に依頼者のみなさまに見積書や請求書を提出する場合、このような内訳となっていることが多いです。このうち法務局に支払う「登録免許税」や「印紙代」などは、司法書士によって異なるわけではありません。ご自身で申請される場合にも同じ額を支払わなければなりません。司法書士によって変わるのは「報酬額」です。費用を比較する場合などには、報酬額に注目ください。

2.司法書士の報酬の基準は?

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 平成15年まで、司法書士の報酬の基準は会則に基づいて決められていました。以前は司法書士事務所に画像のような規定表が掲げてあり(画像は昭和45年当時の福岡県司法書士会の報酬規定です)、どの司法書士に頼んだとしても、同じ仕事の内容であるならば、おおよそ同じ額で請求されていたのです。現在は自由化されており、事務所によってそれぞれ異なる報酬を請求するのが普通のことになっています。

3.司法書士の報酬の相場は?

 司法書士の報酬は自由化されていますが、司法書士の報酬についておおよその目安を知りたい方は少なくありません。日本司法書士会連合会では、司法書士の報酬について、アンケートを実施し、その結果を公表しています。あくまでも目安であり、条件によって金額は変わることもありますが、ご参考にされてはいかがでしょうか。

日本司法書士会連合会 司法書士の報酬

https://www.shiho-shoshi.or.jp/about/remuneration/

4.当事務所の費用

 当事務所では、ご相談をいただいた案件ごとに精査し、見積書を提示しております。当ホームページでも、できる限り費用は明確に費用の目安を提示させていただいていますが、手続きの内容によって変わることがありすのでご注意ください。

なお、見積書の発行は無料ですので、お気軽にご相談ください。